子どもの才能を引き出し、伸ばす3つの方法とは?

はじめに

チエコトバの体験会にお越しいただいた保護者の方に「幼児教育で身につけたい力」を聞いたところ、最も多い答えが「子どもの得意なことや好きなことを見つけ、伸ばしてあげたい」というものでした。

子どもは無限の可能性を秘めています。子どもの才能を見つけ、それを伸ばしてあげたいというのは、子育て中の保護者の方に共通する願いではないでしょうか?

本記事では、子育て中の保護者の方にぜひ知っていただきたい子どもの才能の引き出し方、伸ばし方を紹介します。

苦手よりも強みにフォーカスする

ひと昔前まで、人材育成の現場では「苦手を克服しよう」という指導が行われていました。

しかし、今は苦手や弱みよりも才能や強みにフォーカスすることが、ビジネスでも世界的にスタンダードになっています。

企業の研修などでも多く導入されている米ギャラップ社の「ストレングスファインダー®」は、人の「強みの元=才能」を見つけ出すツールです。

このツールは、「人は自分の弱みを改善するよりも、自分の強みに意識を向け、それを活かすことで最大の能力を発揮する」という考え方に基づいて開発されたものです。全世界で2700万人以上が受けていることからもわかるように、「強みにフォーカスする」という考え方は、国や文化を問わず納得感が高いのでしょう。

実際に、強みを発揮することでイキイキ働けた、満足感を得られたという経験をした方は多いのではないでしょうか?

子どもにも同じことが言えます。強みを発揮して活動している子どもの姿は輝いています。そして周囲に強みを認めてもらうことは、自己肯定感や前に踏み出す力、チャレンジ精神などの醸成につながります。これらの力は、今注目の非認知能力(数値で測定するのが難しい力)であり、社会で活躍したり充実した生活を送ったりするために非常に重要な力です。
子どもは無限の可能性を秘めていますが、子どもの才能を引き出し、伸ばすためには、保護者の関わり方が鍵になります。

では、保護者はどのように子どもをサポートすればよいのでしょうか?

今日から家庭でできる3つの方法を紹介します。

1.興味関心の種をまきましょう!

保護者や周りの大人ができることは、興味関心の種をまくことです。

幼児期は五感を使って、動きながら学ぶ時期。子どもが本来持っている才能や強みが研ぎ澄まされるような体験ができるといいですね。

夏休みなどの長期休暇は、様々な施設で幼児向けワークショップやイベントなどが開催されます。意外な「好き」や熱中するものが見つかるかもしれません。あまり構えずに、種まきのひとつとして参加してみるのもいいですね。

2.子どもの主体性を尊重しましょう!

種をまいたうえで、やるかどうかは子どもに任せましょう。「今何が必要か?」は子どもが一番わかっているからです。時として、保護者が望む結果にならないこともあるかもしれません。

例えば、習い事。「子どもにこれをやらせたい」という分野があるかもしれません。

もちろん、最初は保護者から体験レッスンなどに誘うのは自然ですし、種まきとしてそういった環境を作ることはとてもすてきなこと。

しかし、やるかどうかを決めるのはあくまで子どもです。

子どもがやりたくないと言っているのに「せっかくピアノを買ったのに・・・」「将来これができないと困るから」といった理由で無理やりやらせると親子ともに疲弊しますし、効果もあまりないでしょう。

子どもの主体性を尊重すること、子どもの決断を尊重することは、自立のためにも重要な観点です。

3.子どもを見守りましょう!

興味関心の種をまいて子どもが決めたら、保護者は見守ることに徹しましょう。

時には、「何をやっているのかわからない、くだらないなぁ」と思えることもあるかもしれません。

でも、子どもにとってはとても重要な課題に取り組んでいる最中かもしれません。

集中している時は、才能や強みを育んでいる大切な時間。手や口を出して集中を妨げないように意識したいものです。

また、保育園や幼稚園の先生、習い事の先生、親戚など、保護者以外の視点で子どもの才能や強みについてアドバイスをもらうのもお薦めです。チエコトバでもレッスンの最後にお子さまの強みをフィードバックするのですが、保護者の方から「うちの子がこんな分野が得意だなんて知りませんでした」とよく言われます。

近くにいるからこそ見逃しやすい才能があるかもしれません。

才能は、子ども自身からあふれ出てくるものです。それを見逃さず、大切に育てて子どもの才能を開花させたいですね。

東京・新宿の幼児教室「チエコトバ」では、夏期講習「モンテッソーリお仕事教室」を開催します

モンテッソーリ教育をベースに、子どもの才能を開花させ、思考力や表現力、非認知能力を育む東京・新宿の幼児教室チエコトバでは、満2歳~6歳(年長)のお子さまを対象に、夏期講習「モンテッソーリお仕事教室」を開催します。

モンテッソーリ教育は、お子さま一人ひとりの強みや興味関心を出発点にする教育法です。集中力や巧緻性などを身につける「お仕事」、五感を刺激する「お仕事」、語彙を豊かにする「お仕事」、数を学ぶ「お仕事」、世界を知る「お仕事」など、幅広い分野のお仕事があります。子どもの才能を引き出し、伸ばす種まきのひとつとしてもぜひご活用ください。

「夏休みに子どもの成長を促すきっかけがほしい!」

「子どもの才能を引き出し、伸ばしたい!」

「モンテッソーリ教育が気になっていたので、一度体験してみたい!」

という方に特にお薦めです。1回から気軽に参加できますので、この機会にぜひご参加ください!

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